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プロフィットファクター

「profit factor」の日本語読みで、総利益と総損失の比率のことで「PF」と呼ばれることもある。

総利益 ÷ 総損失で算出され、どれだけ効率的に利益を上げたかを表す指標。
合計で負けていれば1未満、勝ち越していれば1以上の値となる。

例えば、1年間で利益が30万円を生み出したシステムトレードがあった場合。
プロフィットファクター1.30であれば、総利益が130万円で総損失が100万円となる。

一方、利益が同じ30万円を生み出したシステムトレードでもプロフィットファクターが1.1であれば、総利益が330万円、総損失が300万円となる。
同じ利益を出すシステムトレードでも、プロフィットファクターが高い方がよいシステムであると言える。

著名な株式投資家であるウォーレン・バフェットは
「勝ちトレード数や1トレード当たりの平均利益の多寡はそれほど重要ではなく、問題は総利益が総損失をどれだけ上回っているかである」
とも言っており、プロフィット・ファクターの概念を重要視しているようにも見える。

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