MetaTrader4 （MT4）にはチャート分析に必要なオブジェクトを追加できる機能が搭載されています。
メニューからチャート上に追加できるラインは以下の4つです。
- 垂直線
- 水平線
- トレンドライン
- 角度によるトレンドライン（アングルトレンド）
垂直線（縦線）
垂直線を使用することで、垂直線上のローソク足の形成時間を確認することができます。
経済指標の発表時間などに引いたりすることで、相場の流れや変動幅の大きさなど見る際に役立ちます。
水平線（横線）
水平線はトレンドの有無を見る際に使われます。
現在レートよりも下に引ける安値と安値を結んだ水平線をサポートライン（支持線）、上に引ける高値と高値を結んだ水平線をレジスタンスライン（抵抗線）と呼びます。
トレンドライン
トレンドラインは、最低２点以上の高値と高値（安値と安値）を結んだラインで、主にトレンドの勢いを確認する際に使われます。
トレンドラインの傾きからトレンドの勢いの強弱を判断します。
角度によるトレンドライン（アングルトレンド）
トランドラインと内容は同じですが、こちらはラインを引く時にその角度が表示されます。
サイクルラインと矢印線
MT4スマホアプリには４つのライン以外に『サイクルライン』と『矢印線』があります。
サイクルラインは指定した間隔で複数の垂直線（縦線）を追加するオブジェクト。
矢印線はトレンドラインの先に矢印が追加されたオブジェクトです。