FX取引では重要な意味を持つチャートパターンがいくつか存在します。
チャートパターンを正確に理解しておくことで、相場分析に役立つだけでなく、自信を持った取引を行えるようにもなります。
今回は、FXにおいて知っておくべきチャートパターンをいくつか紹介していきます。
FXにおけるチャートのパターン
FXにおけるチャートのパターンは、トレンドの転換時、具体的には相場の天井や底値であらわれやすい反転パターンと、それまでのトレンドの継続時に小休止的にあらわれる継続パターンがあります。
反転パターンの代表
それでは今回は反転パターンのチャート例をみていきましょう。
※継続パターンについてはこちらの記事をご覧ください
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【FX】代表的なチャートの継続パターン【フォーメーション分析】
スパイクハイ(ロー)
代表的な1つめのパターンは『スパイクハイ』又は「逆V字」とも呼ばれています。
チャートが急激に上昇した後、下降する反転パターンです。
ローソク足で見ると長いヒゲが形成される特徴があります。
※逆に上昇する反転パターンはスパイクローといいます
ダブルトップ(ボトム)
同じような高さの山を2つ描いてから次第に下降していくパターンを『ダブルトップ』
逆に上昇していくパターンを『ダブルボトム』ともいいます。
2度目の下降で直近安値のラインを抜けたポイントがエントリーポイントとして活用されています。
ヘッドアンドショルダー
真ん中に1つ抜けた高値と両隣に少し低い高値をつけているチャートパターンを『ヘッドアンドショルダー』
逆のパターンを逆ヘッドアンドショルダー又はトリプルボトムと呼ばれています。
ヘッドアンドショルダーは数あるチャートパターンのなかでも特に重要とされ、このパターンが現れたときにはトレンドが終了する傾向にあります。
他の分析手法も併用してより制度をあげる
残念ながら相場に絶対はありません。
これらのチャートパターンも、あくまでも「そうなる可能性が高い」「過去そういうことが多かった」
ということで、絶対その通りになるというものでもありません。
その為、移動平均線やRSIなどといった、他の分析手法も併用して、分析の精度をあげる必要があります。
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【FX】一歩進んで勝率UP!インジケーターの使い方【テクニカル分析】