FXにまつわる確定申告書の作り方を説明します。
FXの税金についてまとめた記事はこちらになります。
FX税金
会社員の方や公務員の方は勿論のこと、「確定申告は毎年してるけど、FXの申告は初めて」のフリーランスの方も必見です。
FXの確定申告手順
手書きで記入していく方法もありますが、こちらでは国税庁のHPから作成する方法をご紹介します。
※給与所得記入際、源泉徴収標が必要になりますので、あらかじめご準備ください。

※会社員や公務員の方なら年末調整後に会社からもらえます。
1.国税庁のHPにアクセスして申告書の準備をする
まずは国税庁の確定申告書など作成コーナーをクリックして国税庁のHPにアクセスしましょう。
(下のリンクからアクセスできます。)
2.e-taxか書面提出を選ぶ

e-Tax(マイナンバーカード)やID・PASSは、あらかじめ税務署での手続きが必要になるため、スマホで申請できるなどのメリットもあるのですが、
今回は誰でも利用できる「書面提出」で説明を進めていきます。
3.利用規約同意して次へをクリック

4.所得税の確定申告を作成する

5.赤枠の「全ての所得対応」の「作成開始」ボタンをクリックする

FXは雑所得ですので「左記以外の所得のある方」に該当します。
6.申告書の作成を始める前に各情報にチェックを入れる。

申告の種類
青色申告の承認を受けている方はチェック
申告が初めての方、受けていない方はそのままでOK
所得・所得控除などの入力フォームについて
「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」はチェックしておくことをおすすめします。
(見やすいため)
7.所得・所得控除等の入力をする

会社員や公務員の方は「給与」を入力しましょう。

記入番号の通りに入力していきましょう。
8.FXの所得を「雑・その他」に入力する

種目はその他を選択して各項目を入力してきましょう。

- 「種目」は「為替取引」
- 「所得の生ずる場所」は「FX業者の本社住所」
- 「報酬などの支払い者の氏名・名称」にはFX業者名
この時、注意が必要なのは「〇〇forrex」となっていても、これが会社名とは限らないということです。
BigBossの正式な会社名は「Prime Point LLC」XMの場合は「Tradexfin Limited」です。
正式な会社名と住所はFX業者のHPに記載されています。
「XM」と書いてあっても、とくに税務署から指摘されることはありませんので気にならない方は略所や住所の一部だけでもOKです。
※今回は例としてBigBossの正式な会社名で入力しました。
(下のリンクはBigBossの会社ページです)
以上を入力して確認したら、「次へ進む」をクリックして下さい。
- 源泉徴収票による給与所得の入力
- 海外FXの収益の入力
が完了すると、自動的に税金の計算が行われて、納める税金と還付される税金が表示されます。
入力した内容を確認して問題がなければ、最後に住民税を入力して完了です。
最後に住民税、住所・氏名を入力してして印刷する

上の画像の中で当てはまる内容があれば「住民税・事業税に関する事項」をクリックをして
各項目を入力していきましょう。
納税額を確認したら納税者の住所と氏名を入力する

入力項目自体は難しくないと思いますが、間違いがないように気を付けましょう。
入力が完了しましたら最後にマイナンバーを入力しましょう。
帳票表示・印刷をクリックをして完了

上の画像のような用紙がダウンロードされますので印刷しましょう。
確定申告書を税務署に提出する
確定申告書の提出だけでは完了ではありません、納税してゴールです。
- 現金による納付
- 振替納税
- 電子納税(e-tax)
- クレジットカード納付
上記の納付方法があります。
基本的に税務署の窓口で現金による納税かクレジットカード決済が簡単です。
まとめ
海外FXで利益が出た方のほとんどの方は確定申告をする必要があります。
- 働いている方でFXの収入が20万円以上あった方
- 働いていない方でFXの収入が38万円以上あった方
確定申告と納税の期限は基本的に「3月15日」ですので、期限に間に合うように余裕を持って確定申告をすすめましょう。
※税金の納付が遅れると遅延税が発生するので注意。